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北陸工業新聞社
2022/06/07

【福井】適正な工期設定など要請/福井県管工事設備工業協会が総会/第10回

 一般社団法人福井県管工事設備工業協会(酒井修会長 会員数61)の第10回定時総会は5月30日開かれ、2021年度の事業報告・会計決算、および22年度の事業計画・会計予算案などを慎重審議し、すべて原案通り了承した。会場は、福井市内のザ・グランユアーズフクイで。
 冒頭、酒井会長が挨拶し、「安心安全な生活環境の寄与へ。将来を担う若い技術者の確保育成が大切」などと強調した。
 21年度は、情報収集として日本空調衛生工事業協会の会議出席や、県建設産業団体連合会など他団体事業に参加。CIMセミナーなど会員周知。フクイ建設技術フェアなど広報啓発。県公共建築課長に要望書提出などを行った。
 22年度も継続事業を展開する。建設業の働き方改革における担い手確保や、適切な賃金水準体制、長時間労働の改善、週休2日制の導入など拡充を図る。建設キャリアアップシステムでも技能者の地位確保と、処遇の改善を進める。適正な工期設定や、施工時期の平準化など、関係団体と連携し、国や県に実情を訴え、要請改善に努める方針。ただ、これら諸課題には、都市部と地方部において大きな隔たりがあるため、日空衛の中央会議などで意見を発信していきたい考え。
 従来進める、分離発注や適正価格での受注推進、技能者・技術者の育成確保、管工事設備に関する調査研究、経営健全化など、国や県の動向に注視し、業界の向上発展に努める方針。

hokuriku