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建設経済新聞社
2022/06/07

【京都】舞鶴警察署の建替え整備 2庁舎運用から統合計画

 京都府警察本部は、舞鶴警察署の建替え整備を行う。6月補正予算案に舞鶴警察署建設計画費100万円を新規計上した。
 施設の老朽化が著しく、耐震性も不足している舞鶴警察署を早期に建替え整備するための基本計画を策定する。現在の2庁舎(本庁舎…旧舞鶴西警察署、分庁舎…旧舞鶴東警察署)の運用から、庁舎を統合し事案対応能力を強化する。
 なお、昭和40年3月築で築57年の本庁舎(旧舞鶴西警察署)(舞鶴市南田辺9、敷地面積約3500u)は、本館がRC造3階建、延959・26u、別館が軽量S造2階建、延251・16u。
 昭和54年5月築で築42年の分庁舎(旧舞鶴東警察署)(舞鶴市浜2014、敷地面積約3800u)は、本館がRC造3階建、延1811・39uで、車庫・倉庫(RC造2階建)がある。
 舞鶴警察署を巡っては、令和3年10月開催の府議会決算特別委員会において質疑があり、府警は「舞鶴警察署の建替え整備については、舞鶴市民の利便性等の条件が整っている現地での建替えに一定の合理性があるものと認識している。他方、より機能性に優れた立地、面積、形状を有する用地が確保できるのであれば、そうした所に移転する建替えも想定している」「引き続き、早期の実現に向けて、舞鶴市をはじめとする関係当局と協調し整備を進めていく」と答弁した。