一般社団法人富山県建築士事務所協会の第60回定時総会が3日、富山市のホテルグランテラス富山で開かれ、役員改選で稲葉伸一会長(三四五建築研究所)の再任を決めた。
総会には議決権行使書などを含め206人が出席。冒頭、稲葉会長が「事務協は建築設計を取り巻く環境を一番良くすることができる団体であり、難局を乗り越えていきたい」とあいさつ。議事では、2021年度計算書類を承認し、22年度事業計画・収支予算書などを報告した。
事業計画によると、重要テーマに▽正会員・賛助会員の増強▽健全な運営と信頼される組織づくり▽高度情報化社会への対応▽労働環境改善への取り組み▽関係団体との連携強化▽既存建築物の耐震改修の推進▽相談窓口・情報提供等によるサポート業務の推進−を掲げた。主な事業では、県市町村との防災協定の推進(マニュアル等作成)、各種講習会・研修会、業務報酬基準の周知、既存建築物耐震診断業務の受託などに取り組む。
会長以外の役員は次の方々(敬称略)。▽副会長/中川潔、鈴木保二、蟹谷哲、山崎勇人、石坂兼人▽専務理事/土肥義一▽理事/小倉修、法澤龍宝、青山善嗣、上田邦成、金原和武、中本尚、西野晴仁、早川隆志、森一夫、上井章、片境清久、川合光行、松嶋浩二、水木功、森壮太郎、可部谷純一、須川勝利▽監事/原英高、藤井一彦▽相談役/稲葉實、押田洋治、近江吉郎、堂田重明