君津市は6日、「君津インターチェンジ周辺土地利用検討業務委託」の公募型プロポーザルを公告した。対象区域は、君津インターチェンジ(IC)から半径約1kmの範囲。区域区分は市街化調整区域。君津IC周辺は、総合計画の「新たな拠点」として位置付けられている。業務では、IC周辺の土地について現状把握を行った上で、土地利用の方向性を検討するとともに、民間事業者の意向調査により検証を行い、土地利用のコンセプト案を提案する。委託料の上限は779万9000円。委託期間は、契約締結日の翌日から2023年3月20日。
業務内容は、君津IC周辺の特性の整理、土地利用に関する動向調査、土地利用の方向性の検討、報告書の作成、会議の運営支援、打ち合わせ協議。
君津IC周辺の特性の整理で、対象地の現状を捉え、弱み・強みなどの特性を多角的な視点で整理。土地利用に関する動向調査では、類似性の高い事業やPPP/PFI事業により開発・整備が行われた先進事例について調査・整理。加えて、民間企業等2000社以上を対象とし、IC周辺への進出意欲や対象地に対する評価などを調査する。
さらに、対象地の土地利用のコンセプトを3案以上検討し、立地誘導が期待できる業種などの方向性を整理する。
プロポーザルの参加資格は、市の入札参加資格者名簿に登録部門「測量・コンサルタント」、大分類「土木関係建設コンサルタント業務」、中分類「都市計画及び地方計画」で登載されていることなど。
今後は、10日まで質問書の提出を受け付け、13日までに回答。参加申込書等の提出を16日に締め切り、17日の書類に基づく参加資格審査、20日の参加資格審査結果通知を経て、27日まで企画提案書等の提出を求める。7月1日にプレゼンテーション審査を行い、5日に結果を通知し、7日には契約締結に至る予定。
候補者と契約できない場合には、次点者と契約に向けた交渉を行う。