全国情報ネットワーク：各地域で信頼される専門紙33紙で構成

　京都府は、城陽市寺田の府営住宅城南団地の建替事業に乗り出す。６月補正予算案に府営住宅城南団地整備事業費として４４００万円を新規計上した。
　城南団地（城陽市寺田宮ノ谷11−38他）は、昭和41年度築が１棟、昭和42年度築が３棟の計４棟（１〜４号棟）で構成し、構造は全てＲＣ造５階建。戸数は１７５戸。
　築50年以上が経過している老朽化した住宅団地で、子育て世帯の入居を想定した住戸の整備やバリアフリー化された住みやすく安心できる住環境等を提供するため、建替事業を実施する。
　６月補正案で新規予算化。団地の目指すイメージを具体化するための調査と検討を行う。
　測量業務として、建替事業の設計を行うために必要な現地測量、横断測量、基準点測量及び用地測量を実施する。
　基本設計等業務として、建替事業を行うために必要な構造、配置計画、内部レイアウト等の基本的な計画及び設計、既設住棟の解体設計を実施する。
　なお城南団地については、京都府府営住宅等長寿命化計画の団地活用計画において、団地全て建替え対象として中村団地、芥子谷団地とともに盛り込んだ。また第三次戦略的地震防災対策推進プランにおいて「令和６年度までに向日台団地及び城南団地の工事着手」（建設交通部）を掲げた。