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　南房総市は、３日開会の第２回定例議会に、一般会計補正予算案第１号と第２号を上程する。第２号で、丸山分庁舎・公民館大規模改修事業に総額９億１４４万７０００円、三芳村「鄙の里」大規模改修事業に総額２億８９２３万４０００円の２か年継続費を設定。また、旧北三原幼稚園解体撤去工事費２５２０万１０００円、同工事設計監理業務委託料３３３万６０００円、朝夷学校給食センター解体撤去工事費１億１６３９万１０００円、同工事監理業務委託料３２６万６０００円を計上し、同額の繰越明許費を定めている。
　当初予算を骨格予算としたことから、補正予算案は政策的な経費や新型コロナウイルス感染症対策関連事業費を追加し、肉付け予算として編成。第１号で１億２６３３万３０００円、また第２号で20億４２２４万３０００円を追加し、一般会計総額は２６０億３７５７万６０００円となる。
　丸山分庁舎・公民館においては、老朽化に対応するため、内外装・設備などを対象とする機能保全・長寿命化大規模改修および、ブレース設置による耐震補強を行う。９月議会案件として一般競争入札で発注し、８月ごろまでに仮契約を結ぶ方針。23年度末の完了を予定。
　継続費の内容は、工事費および工事監理業務委託料。年割額は22年度２億８３２８万８０００円、23年度６億１８１５万９０００円。そのほか、廃棄物処理手数料１００万円、警備機器移設等工事費２００万円、庁用器具購入費６８０万円を確保。
　丸山分庁舎はＲＣ造一部Ｓ造２階建て、延べ床面積１９１５・２５２�u、１９７５年の建築（82年、92年増築）。丸山公民館はＲＣ造２階建て、延べ床面積１５９５・６９２�u、75年の建築（82年増築）。
　三芳村「鄙の里」に関しては、老朽化に対応するための大規模改修、大型二輪駐輪場整備、飲食スペースの拡充などを実施。継続費の内容は、工事費および工事監理業務委託料。年割額は22年度１億３３４９万３０００円、23年度１億５５７４万１０００円。
　道路維持事業で、維持工事費１３７０万円、舗装修繕工事費４０００万円、排水整備工事費４２９０万円を確保。また、道路新設改良事業で、市道富浦１号線道路改良工事費９５００万円と市道丸山１０１号線ほか道路改良工事費４２００万円を措置している。
　さらに、和田最終処分場水処理施設解体撤去工事費８１５９万８０００円、同工事監理業務委託料４４８万８０００円、原岡フラワーファームトイレ浄化槽交換工事費３３８８万円、同工事設計監理業務委託料４８４万円、岩井海水浴場監視所３か所改修工事費４７１９万円、同工事設計監理業務委託料３５７万円、市営住宅吹代団地改修工事費１億８１３万４０００円、同工事監理業務委託料４３８万１０００円、消防団第１支団第２分団・第５支団第３分団新設工事費５２８７万７０００円、同工事監理業務委託料２９２万４０００円、旧南三原小学校等跡地公園整備工事開発許可申請業務委託料８８０万円、三芳小学校校庭整備工事設計業務委託料１２１３万３０００円、富浦小学校渡り廊下等改修工事費４４７８万１０００円、同工事監理業務委託料２３０万６０００円、千倉中学校校庭整備工事設計業務委託料１０８０万２０００円を盛り込んでいる。