法面の最適な対策工法を検討、提案する法面対策工法協会(会員18社、岡部竜一会長)の2022年度通常総会が5月31日、富山市内のホテルグランテラス富山で開かれ、事業計画などを承認した。
総会には委任状含む全会員が出席。冒頭、あいさつに立った岡部会長は「ゴールデンウイーク中に立山有料道路で大きな落石事故があり、いまだに通行止めになっている。法面対策工法協会は様々な工法を組み合わせることができる協会なので、こうした落石対策にも十分対応できる」とした上で、「さらなる工法普及のために協会を活性化させ、発注者側に知っていただく活動に力を注いでいきたい」と意欲を示した。議事では、21年度事業報告・収支決算報告や22年度事業計画案・収支予算案などを審議し、可決した。
事業計画では、9〜10月に現場研修会の開催を予定。現副会長の干場正博干場建設社長から、新しく飛島正洋共和土木専務に交替することも決めた。