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　青森県学校施設課は、下北地区統合校校舎改築と五所川原高校改築を計画しており、それぞれの基本計画策定業務の委託先選定へ５月31日に入札した結果、下北地区統合校が１落の５９９万７４４７円、五所川原高が１落の７９０万円で、いずれも川島隆太郎建築事務所に決定した。２件の履行期限は２０２３年３月15日まで。
　２件の入札者は、川島隆太郎建築事務所、八洲建築設計事務所、石川設計。
　下北地区統合高は、生徒数の減少などから、県が進めている県立高校再編の一環として立案した。むつ市文京町22の７地内のむつ工業高校敷地内に、むつ工業高校と、同じくむつ市内の大湊高校の２校を統合し１学年５学級程度の新校舎を建設する。新校舎の参考規模は延べ１万１４８７・27平方�bを見込み、総合学科の普通教室棟や工業科の実習棟、管理棟などの整備を見込む。体育館については、むつ工業高校の既存施設を使用する。
　今後、基本計画の中で施設規模や配置、スケジュールなどを詰め、23年度にも設計等に着手、24年度の着工、27年度の開校を目指す。
　また、五所川原高校舎改築は、既存施設の老朽化が進行していることなどから改築する。五所川原市中平井町３の３地内のＲＣ造３階建て、延べ６９７２平方�bの校舎について改築する考えで、参考規模として７４３８・66平方�b規模を見込み、普通教室棟、管理教室棟、特別教室棟、定時制棟などを配置する。
　今後、基本計画の中で整備概要等を詰め、23年度にも設計に着手し、25年度ごろの着工を目指したいとしている。

　提供：建設新聞社