福島建設工業新聞社
2022/06/01
【福島】DB方式の大熊町産業交流施設整備、公募プロポ手続き開始
福島県大熊町は1日、設計施工一括発注(デザインビルド方式)による産業交流施設整備事業の公募型プロポーザル手続きを開始した。参加書類等提出期限24日。3次までの書類審査を順次実施し、9月上旬にヒアリング、同月中旬に優先交渉者を決定する。
単体とJVの混合。参加資格は、設計・監理は1級建築士事務所登録、過去10年以内に1棟の延床面積が5000u以上の主に事務所機能を有する複合用途建築物の基本・実施設計業務(監理企業は同様の監理業務)元請受注実績など。建設企業は経審の「建築一式工事」総合評定値1300点以上、設計企業と同規模の施工実績など。
建設計画地は下野上字大野124の1ほか約7900u。延床面積9300uを想定し構造、階数、昇降機設備等は提案によって決定する。附帯施設として50台以上の屋外駐車場と10台程度の駐輪・バイク置場を整備する。納期は基本設計が2023年3月、実施設計が同9月。工事は同10月から24年11月まで実施する。
契約限度額(消費税別)は基本設計5015万円、実施設計1億2636万円、工事監理3696万円、工事費57億968万円としている。