5月定例県議会は5月31日開会し、平井伸治知事が総額153億5300万円の一般会計補正予算案など8議案を提案した。会期は21日まで22日間。うち原油高と物価高、新型コロナ対応を盛り込んだ「緊急総合対策」104億2000万円の補正予算は1日に先議し、可決した。
平井知事は緊急総合対策以外の補正について、「超高速情報通信基盤や地域高規格道路整備、通学路の安全対策を進めていく」と提案理由を説明。そのほか、スマート林業や電気自動車の充電設備整備、健康省エネ住宅支援拡大に取り組む考えを示した。
補正後の一般会計総額は3793億5800万円となる。
今後の議事日程は、県政に対する代表質問が2日に安田由毅議員(自民党)、一般質問は6日から6日間。
主な補正内容は次の通り。▼電気自動車充電施設整備2700万円(23〜30年債務負担行為480万円)▼超高速通信情報基盤整備1億円▼健康省エネ住宅普及促進1300万円▼鳥取情報ハイウェイ浸水対策4700万円▼地域高規格道路整備13億5500万円▼通学路安全対策3億4300万円▼県営ため池総合整備2億3500万円(23年債務負担行為2億5000万円)
日刊建設工業新聞