建設新聞社
2022/05/30
【東北・宮城】仙台市が新庁舎の発注者支援プロポ
仙台市は27日、新庁舎整備事業の発注者支援その1を委託するため、公募型プロポーザル方式による選定手続きを開始した。実施設計段階のCM業務を主な委託内容とし、履行期限は2024年3月31日。24年度以降の分はその2業務として別途発注を見込む。
参加資格は、過去10年に延べ2万平方b以上の庁舎で発注者支援の受託実績を求める。総括担当者は日本コンストラクション・マネジメント協会の認定コンストラクションマネジャー(CMr)で、CMrとして過去10年に延べ1万平方b以上の庁舎で発注者支援などマネジメント業務に主担当者以上の立場で携わった実績があること。
主担当者はCMrまたは一級建築士で、過去10年に庁舎建築のCMr、または延べ2万平方b以上の庁舎設計に、いずれの場合も主担当者以上の立場で携わった実績があること。なお企業・担当者のいずれも履行中の案件も実績に含む。
参加意向申出書の提出は6月14日まで。技術提案の提出は同28日まで。プレゼンテーションと結果通知は7月上旬、契約は7月下旬。上限委託額は4994万円(税込み)。
新庁舎は仙台市青葉区国分町3の7の1ほか地内の既存敷地で建て替える。規模は延べ約6万2000平方b(2期分を含む)。総事業費は472億円。このほど実施設計を石本建築事務所・千葉学建築計画事務所JVに委託したところ。
発注者支援業務その1の内容は、実施設計段階における発注者支援として、実施設計の内容確認、全体事業支援、庁内検討支援など。提案テーマは3つで「業務方針、業務体制、作業工程計画書」「業務遂行上の課題と解決方法」「民間事業者の優れた技術力やノウハウの活用」−。評価項目と配点は▽参加者実績(4点)▽総括担当者実績(10点)▽主担当者実績(6点)▽テーマ1(10点)▽同2(45点)▽同3(25点)−。
提供:建設新聞社