公益社団法人新潟県宅地建物取引業協会の2022年度定時総会(第56回総会)が27日、新潟市中央区の新潟グランドホテルで開催された。任期満了に伴う役員改選では、河端信雄会長(新潟プレハブ工業代表取締役)が2期目の再任を果たした。
開会に先立ち、河端会長は国土交通省や新潟県、各地方自治体と空き家問題をはじめとする諸課題について協力して取り組む考えを示すとともに、喫緊の課題として高齢化する会員の若返りを挙げた。その上で「総会に若い方が積極的に参加して頂きたい。これからも精一杯まい進し、より良い協会運営に努めたい」とあいさつした。
この日は21年度事業報告書、22年度事業計画書および正味財産増減計画書などが報告された。22年度事業計画によると、各種研修会や法定講習会のオンライン化など、DX(デジタルトランスフォーメーション)等によってもたらされる恩恵を会員が受けられるよう支援するほか、会務運営の面でも会議のペーパーレス化やオンライン化を進め、時代に即した迅速な判断ができるように改革を進めていくことにしている。
引き続き、協会創立55周年記念式典が盛大に行われ、22年業務研修会出席優良会員29社および永年勤続社員11人を対象とする表彰式などが行われた。