羽咋市は、眉丈台地自然緑地公園(柳田町)の民間利活用に関する第2回サウンディング型市場調査(官民対話)を実施する。前回の対話結果を踏まえ、設置管理許可制度や指定管理者制度などの項目について意見・提案を聴取する。6月14日まで受け付ける。
参加対象は同公園の活用に関心を持つ法人やグループ。官民対話では▽設置管理許可制度の導入ケースとして、さくら広場に設置・管理可能と考えられる施設や必要経費▽指定管理者制度に関する公園にふさわしい緑地や施設の管理水準、指定管理料▽望ましい事業条件―などについて、具体的な意見・提案を募る。個別対話の期間は6月15日〜7月15日まで。
市は7月下旬に対話結果を公表後、公園の再整備や運営管理に関する事業者を公募、年度内に選定する予定としている。
第1回の官民対話は2〜3月に行われ、県内のコンサルタント会社、不動産開発事業者ら7社が参加。オートキャンプ場や手軽に豪華なキャンプが楽しめる「グランピング」施設への転換や、カフェなど民間収益施設の設置、公募設置管理制度(パークPFI)の導入を希望する意見などがあった。
眉丈台地自然緑地公園はのと里山海道柳田インターチェンジ近くに位置し、1982年に整備された。敷地面積は約12ヘクタールで、バーベキューができるキャンプ場や、木造2階建てのちびっ子自然センター、アスレチック遊具、子どもの城、さくら広場、トイレ3カ所、駐車場(166台)などを備える。現在の指定管理者は日本中国朱鷺保護協会で、一部施設は市が直営管理している。
官民対話に関する問い合わせは市地域整備課TEL0767(22)1119へ。