銚子市は、31日開会の第2回定例議会で、一般会計補正予算案第2号について承認を要求する。旧学校給食第一共同調理場解体工事および周辺家屋事前調査業務委託に3億2170万6000円を措置し、工事請負費のうち前払い金充当分を除く1億7735万円に繰越明許費を設定した。7月に周辺家屋事前調査に着手。10月には解体に着工し、2023年6月の完了を目指す。解体規模等は、RC造3階建て、延べ床面積1611u。
旧学校給食第一共同調理場は南小川町の敷地面積約5000uに所在。1972年建設で、老朽化に伴い、大橋町の新給食センターに機能を移転した。
なお、跡地は県の銚子児童相談所の移転建て替え用地として活用される。新たな銚子児童相談所はRC造2階建て、延べ面積3500uの計画。県は銚子児童相談所の建設に当たり、第2四半期に公募型指名競争入札で基本設計業務を委託し、10か月程度でまとめる。また、地質調査業務を第3四半期に指名競争入札で委託し、約5か月で完了。2025年7月の着工、27年度の開所を予定している。
そのほか、銚子ポートタワー2〜4階の空調機器更新工事2114万2000円、私立保育所7施設の感染症対策施設改修補助金720万3000円、放課後児童クラブ10施設の感染症対策施設改修工事1000万円、公立保育所3施設の感染症対策施設改修工事308万7000円、名洗港港湾整備負担金増額分2313万9000円、銚子漁港整備負担金増額分2120万9000円、外川漁港整備負担金増額分1668万円などを盛り込んでいる。
補正により5億9070万2000円を増額し、一般会計総額を247億180万4000円とする