県土整備部は24日、インフラ整備の技術協力を目的とした連携協約を鳥取大学、県建設技術センターと締結した。
インフラ整備のための技術共有、公共施設の長寿命化のための情報共有など、整備、維持管理に向けて3者が連携して取り組んでいく。
県は鳥取大学が開発した橋梁点検ロボット技術の仕様書を作成。また、道路巡視パトロールシステムを大学、県、技術センターで運用するなど、3者の協働には実績がある。協約締結により連携を強め、スムーズな協力体制を構築するねらい。
締結式には、県土整備部の蒲原潤一部長、県建設技術センターの山田和成代表理事、鳥取大学からは坂口裕樹教授が出席。
蒲原部長は「今回の締結で、鳥取大学、技術センターとより一層の連携強化が可能になる。みなさんの協力を得ながら、事業に取り組んでいく」と話した。
日刊建設工業新聞