富山県土木部都市計画課は24日、「県立都市公園における民間活力導入(Park−PFI等)に向けたサウンディング調査」の実施要領を公表した。
6月27日から7月25日まで提案書を受け付け、8月1〜5日に対話(個別ヒアリング)を行う。9月ごろに調査結果の概要を公表する。
県立都市公園8カ所の再整備や管理運営に、民間事業者の資金やノウハウを活用することを検討している。今回の調査では、公園の魅力向上に係る事業参入の可能性やそのアイディアを把握し、Park−PFIを導入する公園の選定、導入にあたっての課題、公募条件の整理を目的に、幅広く提案・意見を求める。公募設置管理制度(Park−PFI)を主として想定しているが、それ以外の設置管理制度、行為許可、占用許可についても幅広い視点での提案を受ける。
対象公園は、▽空港スポーツ緑地(富山市秋ケ島)▽常願寺川公園(立山町利田)▽総合運動公園(富山市南中田)▽五福公園(富山市五福)▽富岩運河環水公園(富山市湊入船町)▽岩瀬スポーツ公園(富山市森)▽県庁前公園(富山市新総曲輪)▽県民公園太閤山ランド(射水市黒河)−の8カ所。
民間活力導入の実現性が高いと判断された公園については、事業化の検討を進め、2023年度にも事業者の公募を実施する。