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建通新聞社
2022/05/24

【大阪】2025年日本国際博覧会大阪パビリオン推進委員会 大阪館(仮称)建設工事優先交渉権者選定の公募型プロポを公告

 2025年日本国際博覧会大阪パビリオン推進委員会は、大阪館(仮称)建設工事(建築・設備)優先交渉権者選定の公募型プロポーザルを公告した。ECI方式となり、実施設計段階から施工に関する高度な技術提案を行う施工予定者(第一優先交渉権者)を選定する。本館棟とミライのエンターテインメント棟を新築し、バックヤード棟はリースして設ける。事業費は工事費とリース代で73億6300万円(税込み)を見込む。実施設計技術協力業務の委託上限額は600万円(税込み)。
 プロポーザルの参加申請は6月3〜7日、技術提案書は8月5〜9日にそれぞれ持参のみ受け付け、ヒアリングを行った後、8月30日に第一優先交渉権者を決める。
 参加資格は建築P点が1200点以上、00年1月1日以降に完成した延べ床面積3000平方b以上の劇場・集会場・展示場の新築工事の施工実績があることなどを求める。
 新築する本館棟(展示場、遊技場、飲食店、物販店)の規模は鉄骨造・木造2階建て延べ約6271平方b。工事内容は新築、改修、解体撤去。
 新築するミライのエンターテインメント棟(劇場)の規模は鉄骨造平屋348平方b。工事内容は新築、解体撤去。
 リースするバックヤード棟(事務所)の規模は鉄骨造2階建て延べ約1304平方b。
 工事場所は大阪市此花区夢洲。敷地面積は約1万0500平方b 国際観光地区となり、用途地域は商業地域。準防火地域に指定される。
 工事範囲は建築、空調設備、給排水衛生設備、電気設備、昇降機など。
 工事予定期間は、新築工事が11月から24年10月末まで、リース期間は24年11月から25年10月末まで、改修・解体撤去工事は25年10月から26年3月まで。
 施工者には別途、万博開催期間中の建物維持管理業務を委託する予定だ。

提供:建通新聞社