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　盛岡市は「内丸地区再整備基本計画素案作成業務」を委託するため、公募型プロポーザルを実施した結果、日本交通計画協会・国際開発コンサルタンツＪＶを契約候補者に選定した。次点は日本工営・玉野総合コンサルタントＪＶ。
　盛岡市内丸地区は社会経済活動の中枢として機能してきたが、築50年を超える建物群への対応など多くの問題を抱えており、再整備が都市構造上の重要な課題となっている。
　同市では、地区のあるべき将来像と、その実現に向けた取り組みの方向性を示した内丸地区将来ビジョンを３月に策定するとともに、並行して都市構造に関わる定量的な調査、分析を行い、再整備の方向性・課題に関する基礎的な調査を実施した。今回の業務は、これらに基づき再整備に向けた事業化を推進する内丸プラン（仮称）の素案を作成する。
　業務内容は▽再整備基本計画に関する調査分析▽中心市街地全体の活性化・都心機能の向上に関する調査分析▽有識者検討会議等の運営支援―など。
　内丸地区と周辺の河南、大通・菜園、盛岡駅周辺、盛岡南などの各地区での土地利用特性や、隣接する商業地などの関係性を整理した上で、再整備基本計画の検討に必要な調査分析を実施。整備に要する期間を考慮した整備目標の設定や土地利用方針、交通計画、デザイン指針、将来像をそれぞれ検討。将来像のイメージパースも作成する。また、行政機能などの再編に向けた事業化のパターンを複数設定し比較検討する。委託期間は２０２３年３月17日まで。。

　提供：建設新聞社