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　建通新聞社は、２０２１年度の香川県内の公共工事の落札結果データを集計した。落札額ランキングのトップは大林・合田・菅ＪＶの１１３億８９０５万１０００円。２位は大成・高岸ＪＶ（38億４０００万円）、３位は安藤・間・真部ＪＶ（27億４８６７万２０００円）、４位は村上組（25億０７３６万５０００円）、５位は三建設備・三喜工事・雉鳥工業ＪＶ（18億１３４９万３０００円）だった。
　大林・合田・菅ＪＶは、香川県の「新香川県立体育館（仮称）建築工事」を１１３億８９０５万１０００円で落札しトップとなった。２位の大成・高岸ＪＶは、高松市の高松市文化芸術ホール改修工事を38億４０００万円で受注した。３位の安藤・間・真部ＪＶは、香川県の県道高松坂出線（五色台工区）道路改築工事（五色台トンネル）（坂出側工区）を27億４８６７万２０００円で落札した。
　４位の村上組は、香川県広域水道企業団本部の浅野浄水場普通沈澱池築造工事（７億６０００万円）や香川県環境森林部廃棄物対策課の豊島廃棄物等処理施設撤去等事業豊島専用桟橋撤去工事（３億７０００万円）、高松市の宮川雨水幹線工事（２工区）（３億５８００万円）など25億７３６万５０００円を落札。５位の三建設備・三喜工事・雉鳥工業ＪＶは、香川県の新香川県立体育館（仮称）空調設備工事（18億１３４９万３０００円）を落札した。
　本紙まとめによる合計受注額は１１７８億２１８６万２６３４円で、前年度比６・３％減。受注件数は４０２１件で９・０％減だった。平均落札率（単純平均）は93・９％で、前年度の94・２％に比べて０・３ポイント下落した。
　21年度に建通新聞に掲載した国、県、市町、高速道路会社、大学などが発注した工事で、同年度に入札が行われ施工場所が香川県内の案件を抽出しランキング形式でまとめた。
　20年度に最も落札額の大きかった案件は善通寺市の新庁舎建設工事で、五洋建設が41億０５００万で落札した。２位は多度津町新庁舎等建設工事で大林組が28億３５００万円、３位は西日本高速道路会社四国支社の香川高速道路事務所管内川之江地区耐震補強�T工事（その１）で大成建設が24億７０００万円で落札した。
提供：建通新聞社