瀬戸内市は、耐用年数を超えている邑久地域の公営住宅3団地の集約建て替えに向けた基本計画の策定に乗り出す。戸数や建築場所などのさまざまな要素を勘案し、新たな場所への集約、既存団地の拡大による集約、各団地別建て替えなどの手法を比較検討する。さらに、団地住民に対し詳細な聞き取りを行い、方向性を2022年度中に取りまとめる。集約の場所や計画がまとまれば、工事費を予算要求していく。
邑久地域3団地は、山田庄団地(邑久町山田庄420ノ1)が1972年建設の簡易耐火構造平屋(簡平)2棟計10戸、福元団地(邑久町福元747)が73年から76年にかけて建設した簡平3棟計10戸、福山団地(邑久町福山487ノ1)が75年から76年にかけて建設した簡易耐火構造2階建て3棟計10戸。いずれも老朽化し、間取りも現在のニーズに対応していないため集約する。市の管理する団地については、長船、牛窓の両地域も老朽化しているが、まず邑久地域を最優先として事業を進める。
集約化に伴う基本計画の策定業務は第2四半期に指名競争入札を経て委託する。
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提供:建通新聞社」