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　小松市は、公共施設マネジメント計画の改訂版を公表した。この中で「認定こども園だいいち」と「やたの認定こども園あおぞら」について、必要な整備を検討していく方針を示している。
　両施設については今年度、建て替えに向けた調査に取り組み、整備内容などを含む基本方針をまとめる。
　このほか、こまつドームアリーナ部分や旧金野小学校、旧波佐谷小学校、旧保育所などを挙げ、公民連携による施設運営や地方創生に資する活用、民間活用の推進など施設の有効活用を検討していくとし、先に開かれた市議会公共施設マネジメント検討特別委員会でも「築年数や改修時期、施設の有するスペック、利用状況、ニーズなどを捉えつつ、大胆な発想による見直しにも着手する」とした。
　小松駅周辺や芦城公園周辺（公会堂、博物館、市立図書館）、小松空港周辺などは、部局横断で一体的に検討し、複合化や再配置などを探っていく構えだ。
　同計画の改訂版によると学校や庁舎、病院など公共建築物２８７施設の半数以上が築後３０年以上を経過しており、大規模改修や更新の必要性が高まっているという。今後４０年間における公共建築物と公共インフラの更新費用は、年平均約９２億円と試算した。