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建通新聞社四国
2022/05/17

【高知】四万十市 新食肉センター基本設計の委託手続開始

 高知県と四万十市で構成する「四万十市新食肉センター整備推進協議会」(代表者・中平正宏四万十市長)は、新食肉センターの基本設計者選定に向けた公募型プロポーザル手続きを開始した。参加表明書の提出期限は5月20日午後4時。6月30日までに技術提案書を受け付け、7月8日にプレゼンテーションによる審査を行い、7月中旬に結果を通知する。
 参加資格要件は、高知県か四万十市の建築関係コンサルタント入札参加の有資格者か、別に定める参加資格申請書類を提出した者。また「と畜場」を含む延べ3000平方b以上の「食肉卸売市場」「産地食肉センター」「と畜場」の新築・増築業務の実績を求める。委託料の上限額は3600万円。履行期間は2023年3月15日まで。
 新食肉センターは、不破出来島地区にある現施設内に建設。施設の想定規模は鉄骨造2階建て延べ3400〜4000平方bで、スチームまたは温水スプレー式の「湯はぎ方式」を採用し、1日当たり600頭の豚をと畜解体する。現時点での概算事業費は約51億円。
 今後は、基本設計を踏まえて23年度に実施設計を委託した後、第三セクターによる民間会社が早ければ24年度に工事発注する。26年度の途中に施設を完成させ、試運転や外構工事を経て、27年度の供用開始を目指す。
提供:建通新聞社