東大阪市は、上小阪東住宅との集約移転に伴い閉鎖した市営南蛇草住宅の跡地活用に向けて、事業実施の意向がある企業と企業グループを対象としたサウンディング型市場調査を実施する。市はモノづくり企業用地として土地を売却する方針で、市場性を把握するため民間事業者からの活用意向、事業内容などの意見を求める。
対象地は渋川町1ノ66ノ3(地番)。敷地面積は約1980平方bで、JR長瀬駅から徒歩約15分の場所に位置する市有地。
現地には、南蛇草住宅12棟(1棟当たり木造平屋34平方b)が立地している。売却条件として1年以内に既存住宅などの解体・撤去を事業者に求める他、2年以内に同敷地の北側にある長瀬西34号線をはじめ西側にある長瀬西3号線、南側にある長瀬西35号線の道路整備などを行う。
サウンディングへの参加申し込みは5月17〜19日に受け付ける。30日にサウンディングを実施し、6月以降に調査結果を公表する見通しだ。
提供:建通新聞社