三豊市は2022年度、旧詫間庁舎周辺整備で支所機能などを備えた市民テラスの建設に向け基本・実施設計を委託する。6月補正に予算措置する予定で設計の委託方法や時期を検討している。22年度には建設地となる旧詫間庁舎などの解体設計も委託するため、6月補正で予算措置を図り、23年度に解体工事を行う。市民テラスは22〜23年度で基本・実施設計、24〜25年度で整備する。26年4月の供用開始を目指している。
市民テラスは旧詫間庁舎、詫間福祉センター、詫間勤労会館がある敷地に、既存施設を解体して建設する。想定規模は延べ床面積約1600平方b。施設東側には約120台の駐車場を配置する。敷地面積は7940平方b。所在地は詫間町詫間1338ノ11他。
解体する施設の規模は旧詫間庁舎が鉄筋コンクリート造3階建て延べ約3700平方b。詫間福祉センターが鉄筋コンクリート造2階建て延べ約1300平方b。詫間勤労会館がコンクリートブロック造2階建て延べ約530平方b。
讃岐造船所跡地には、三豊臨海パークや駐車場、商業空間、インフォメーションセンター、海上ハブなどの整備を計画しており、実施時期を検討している。敷地面積は約2万3000平方b。所在地は詫間町詫間2087ノ5。
基本構想は東京大学生産技術研究所(東京都目黒区)が担当した。
提供:建通新聞社