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　香取市は13日、佐原浄化センターほか16か所を対象とする「下水道終末処理場包括的維持管理業務委託」の公募型プロポーザルを公告した。見積上限金額は８億３７９万円（税抜き）。委託期間は８月１日〜２０２７年７月31日。下水道終末処理場および関連施設について適切な維持管理を行い、施設の性能を維持し、良好な放流水質を確保する。業務内容は、施設の運転操作および監視、施設の保守点検・整備・調整、水質・汚泥等試験、物品等の調達・管理、修繕、場内の環境整備など。実施した業務について内容の的確性が説明できるデータを収集・整理し、市が求めた場合には提示する。
　対象施設は、佐原浄化センターのほか、入船橋ポンプ場、岩ケ崎ポンプ場、新寺ポンプ場、新部マンホールポンプ、西関戸マンホールポンプ、仁井宿マンホールポンプ、寺宿マンホールポンプ、県立病院裏マンホールポンプ、ふれあい橋マンホールポンプ、橋替下マンホールポンプ、平台マンホールポンプ、本宿耕地マンホールポンプ、水郷町ポンプ場、小見川浄化センター、野田マンホールポンプ、下小川マンホールポンプ。
　プロポーザルの参加資格は、県内に本店または営業所を有し、市の入札参加資格者名簿「委託」に登録され、下水道処理施設維持管理業者登録を有し、下水道法第22条第２項の有資格者を配置できることなど。さらに、09年４月以降、合流式（一部合流式を含む）の終末処理場の維持管理業務を元請けとして履行した実績を求めている。
　今後は、18日まで参加表明に関する質問を受け付け、受理日から３日以内に回答。16日〜６月17日に実施する現地見学および資料配布・閲覧にあたり、６月15日まで参加等の申し込みを受け付けている。５月24日まで参加表明書と参加資格確認書の提出を求め、26日に参加資格確認結果を通知する。
　技術提案書類に関する質問については26日〜６月14日に受け付け、受理日から３日以内に回答。20日の技術提案書類提出期限、23日のプレゼンテーション・ヒアリングを経て、24日には選定結果を通知・公表する予定。７月１日の契約締結を見込む。
　優先交渉権者と契約締結できないときは、審査の上位者から順に契約交渉を行う。