一般社団法人福井県造園協会(中村潤一会長)は10日、2022年度の通常総会を開催し、21年度の事業報告・決算、および22年度の事業計画・予算案を慎重審議の上、原案通り了承した。
任期満了に伴う役員改選では、中村会長(59)を、10期目再任した。
会長が冒頭挨拶。21年度は、県との災害協定に注力したと報告。その上で、「女性や外国人の助成金など、手厚い行政支援がある一方、与えられた環境下、いかに利益を出し、後継者を育てるかに集中したい」と、自助努力を呼び掛けた。
会場は、福井市和田東1丁目の協会の会館で。コロナに配慮し人数を絞り開催した。
21年度は、公益目的事業で、第11回みどりと花の県民運動大会、根上り対策調査見学会、新工法根株撤去研修会を行った。また、情報共有システム講習会を富士フィルムBI福井で実施した。
22年度も事業継続し、県主催の都市緑化祭に賛同支援し、調査研究も推進。造園工事の施工管理能力向上へ研修会や講習会を開催。会員表彰なども計画している。
役員の方々(敬称略)
■会長
中村潤一 しばなか
■副会長
向富美吉 向農園
塚谷浩一 共和庭園
■理事
清水夢樹 清水植物園
中山浩成 グリーンシェルター
(新)福田一範 大村造園
(新)木村昌洋 福井修景
■監事
南雅義 南造園
(新)竹内大策 緑造園
堀田宏憲 税理士