地域高規格道路「茂原・一宮・大原道路」建設促進期成同盟会ほか3団体の総会が11日、茂原市内の真名カントリークラブ2階バンケットルーム「むくげ」で開催された。それぞれ、2022年度事業計画などの議案を承認した。地域高規格道路「茂原・一宮・大原道路」建設促進期成同盟会の総会では、会長の田中豊彦・茂原市長が「長生グリーンライン、県道茂原・白子バイパスなどは、国道409号の渋滞解消や圏央道へのアクセス道路として長生地域や外房地域の発展のために重要な道路」との見方を示し、「いすみ市や勝浦市からの要望として、将来的には長生グリーンラインを夷隅地域へ延伸し、内房と外房が一体となった房総縦貫道路を目指したい」と意気込んだ。事業計画では、研修会、道路整備事業の促進等の要望活動などを行うこととした。
県道茂原・白子バイパス建設促進期成同盟会の総会で、鶴岡宏祥・県議会議員が本納交差点の立体交差において「跨線橋での計画だが、急勾配であるほか、気象の影響を受けやすいため、危険性が高い」と述べ「アンダーパスに変更することで、安全な走行が期待できる」と要望した。22年度は、総会・幹事会の開催、道路関係団体合同による研修会の実施、道路整備事業の促進等の要望活動などを実施する。
東金・茂原・木更津間首都圏中央連絡自動車道建設促進協議会の総会においては、22年度の事業計画は、総会・幹事会の開催、道路関係団体合同による研修会の実施、4車線化を目指した道路整備事業の促進等の要望活動など。
一宮流域治水環境対策協議会では、流出抑制対策の推進、水防に資する事業、河川改修事業の促進等の要望活動などに取り組むこととした。