長岡市は9日、次の設計業務委託2件を、簡易評価型プロポーザル方式で公告した。
▽与板地域交流拠点施設(仮称)建設工事基本設計 与板町与板地内
参加表明書は23日、参加資格確認申請書および提案書は6月15日まで受け付ける。主な資格は市入札参加資格者名簿に登録され、県内に本社を有することなど。
老朽化や耐震性の不足等の課題を抱えている「よいたコミュニティセンター」および「与板支所」について、現与板支所を除却し、跡地にコミュニティセンターおよび与板支所の機能などを集約した「与板地域交流拠点施設(仮称)」を建設・運営する予定としており、その建設工事の基本設計を行うもの。
施設は、延べ1800平方メートル(地域交流センター1350平方メートル、行政機能450平方メートル)程度で構造は基本設計において検討する。市民活動のより一層の交流・活動の場、また、観光資源などの情報発信スペースを備えた地域交流センター機能に行政機能を併設した複合施設とする。提案内容は施設コンセプトの実現、複合施設としての設計プラン、工事費等の抑制の3項目となる。
契約限度額は1700万円(税込)とし、今後の計画として23年度に実施設計、24―25年度に建築・電気設備・機械設備・外構工事を行い、25年度中の供用開始を予定する。
▽栃尾消防署移転工事基本設計 栄町2丁目地内
参加表明書は16日、参加資格確認申請書および提案書は6月22日まで受け付ける。主な資格は市入札参加資格者名簿に登録され、市内に本社を有することなど。
栃尾消防署は築50年以上経過しており、狭隘・老朽化が著しく耐震基準も満たしていないことから、2020年度に先行整備した栃尾防災ヘリポートの北側敷地に移転を予定しており、その移転新築建設工事の基本設計を行うもの。
施設は、延べ1300―1400平方メートル程度、構造は基本設計において検討する。敷地面積は3391・04平方メートル。大規模地震や水害など、災害時においても継続的に庁舎機能を維持できる施設とする。提案内容は様々な災害に迅速に出動できる態勢、隣接するヘリポートを考慮した施設、救助訓練が実施できる施設の3項目となっている。
契約限度額は670万円(税込)とし、今後の計画として23年度に実施設計、24―25年度に建築・電気設備・機械設備工事を行い、26年度からの供用開始を予定する。
ともにヒアリングの日程については、後日参加者に通知する。履行期限は23年3月31日まで。