東大阪医療センターは、市立東大阪医療センター病院施設改修工事などのコンストラクション・マネジメント業務の公募型プロポーザルを実施し、日建設計コンストラクション・マネジメント(大阪市中央区)を最優秀提案者に特定した。
業務では、基本構想を策定しているエネルギーセンター棟増築計画の設計・施工者の選定、工事スケジュール、品質管理などのマネジメントを行う。委託期間は2027年3月末まで。
敷地内には、病院本館(鉄骨造地下1階地上9階建て延べ3万5678平方b)、新館(鉄骨造4階建て延べ2211平方b)、宿舎(鉄筋コンクリート造3階建て延べ725平方b)が立地している。所在地は東大阪市西岩田3ノ4ノ5。敷地面積は1万8387平方b。
同センターは、1998年の開院から約20年が経過し、施設の老朽化と医療環境の変化により施設機能を見直す必要が生じている。また、施設本館に集中設置されている電力、熱源、空調、給排水設備なども更新時期を迎えていることに加え、同センターが水害ハザードマップにおいて浸水想定域内に位置することから災害拠点病院としての機能を保持するため、設備更新と移設検討を行う。
提供:建通新聞社