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　エコサイクル高知は、佐川町加茂に建設する「新たな管理型産業廃棄物最終処分場」施設本体の一般競争入札を６月末ごろに公告する。入札参加条件は、昨年11月にまとめた内容と変わらず、県外ゼネコンを代表とし、水処理メーカー、県内土木一式Ａ級、県内建築一式Ａ級で構成する４者ＪＶとする。
　エコサイクル高知は当初、１月ごろの入札手続き開始を目指しており、整備費用を負担する県なども昨年の12月補正で予算化していた。しかし、年明けからの新型コロナウイルス感染症第６波の拡大に伴う建築資材等のメーカーの在宅勤務の影響を受け、見積もりの徴収に時間を要したことなどにより、入札公告も当初予定から５カ月ほど遅れる見込みとなった。公告後は８月に入札・契約し、約３年の工期で完成を目指す。
　新処分場は鉄骨造の被覆型で、埋め立て廃棄物容量は約17・２万立方�b。施設本体の工事費は79・６億円を見込む。実施設計は八千代エンジニヤリング高知事務所（高知市）が担当した。
提供：建通新聞社