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　坂井郡建設業協会（森嘉治会長）は２７日、あわら市二面２丁目のあわら市商工会芦原支所で２０２２年度社員総会を開いた。２１年度事業報告・収支決算および２２年度事業計画案・収支予算案のほか、同協会青年局設立案を審議し、いずれも了承した。
　冒頭、森会長が「気候変動による災害が多く発生しているが、その際、行政や一般の方から、我々に対する期待が大きくなってきていると感じる。ただそれに応えるためにも、人材、それも若手の確保が急務。協会としても、青年局を立ち上るので、課題の解決にぜひ一役買ってもらいたい」とあいさつ。
　青年局は５０歳以下の協会員企業の後継者および若手役員で構成。親睦交流事業や研修教育事業に加え、高卒就業予定者を対象としたインターンシップ事業など、若年労働者の人材確保に向けた体験学習広報事業に力を入れる。
　２２年度事業計画では▽研修会の実施▽「道守事業」の実施▽高校生とその親を対象とした現場見学会▽ＩＣＴ技術の講習会開催▽緊急災害時出動訓練の実施および資材の確保―などを予定している。