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滋賀産業新聞
2022/04/28
【滋賀】甲賀市 水口中央公民館の建替
甲賀市は、老朽化している水口中央公民館の建替え事業を計画、来年度に新公民館を建設し、24年度（令和6年度）に既存公民館を解体する事業スケジュールを明らかにした。
同公民館は、昭和44年に社会教育法に基づく教育施設として水口町本丸地内の敷地内に、Ｓ造2階建、延約2500平方㍍の施設を建設。これまで生涯学習の推進や文化、体育等に関する事業の主催及び貸館を行ってきた。しかし、建設から約50年が経過し、老朽化による耐震強度不足から、安全な施設への変革・整備が急務となっており施設のあり方について協議を重ね、このほど建替えで整備を進めていくと意見がまとまったことから今年度から同事業を本格化することを決定、去る4月には設計業務委託を発注、日匠設計（湖南市）に選定し、設計及び積算業務、各種許認可申請手続きやパースの作成を開始し、事業を推進しているところ。
新公民館は、Ｗ造もしくはＳ造で、延床面積1200平方㍍程度を想定している（具体的な規模は取り掛かっている設計業務で確定させていく）。従前の貸館機能を存続し、新たに水口・綾野地域のまちづくり・学習拠点機能や、多文化共生・青少年の健全な育成を支援する少年センター機能などを含めた複合施設として整備していく。また、敷地内に防災公園・駐車場及び市内巡回バスの停留所設置も計画しており、これらを24年度に整備し、親しみのわく憩いの場を提供していく考えだ。
なお、工事費については来年度当初予算案に事業費を計上する方針。工期は約10ヵ月程度を見込んでいる。旧東海道沿線に位置し、周辺には水口城跡・旧武家屋敷跡が残る立地であることから歴史背景を考慮した意匠を予定。県産材（びわ湖材）を優先して使用し、可能な限り木造化・木質化を図っていく考えだ。
提供：滋賀産業新聞
同公民館は、昭和44年に社会教育法に基づく教育施設として水口町本丸地内の敷地内に、Ｓ造2階建、延約2500平方㍍の施設を建設。これまで生涯学習の推進や文化、体育等に関する事業の主催及び貸館を行ってきた。しかし、建設から約50年が経過し、老朽化による耐震強度不足から、安全な施設への変革・整備が急務となっており施設のあり方について協議を重ね、このほど建替えで整備を進めていくと意見がまとまったことから今年度から同事業を本格化することを決定、去る4月には設計業務委託を発注、日匠設計（湖南市）に選定し、設計及び積算業務、各種許認可申請手続きやパースの作成を開始し、事業を推進しているところ。
新公民館は、Ｗ造もしくはＳ造で、延床面積1200平方㍍程度を想定している（具体的な規模は取り掛かっている設計業務で確定させていく）。従前の貸館機能を存続し、新たに水口・綾野地域のまちづくり・学習拠点機能や、多文化共生・青少年の健全な育成を支援する少年センター機能などを含めた複合施設として整備していく。また、敷地内に防災公園・駐車場及び市内巡回バスの停留所設置も計画しており、これらを24年度に整備し、親しみのわく憩いの場を提供していく考えだ。
なお、工事費については来年度当初予算案に事業費を計上する方針。工期は約10ヵ月程度を見込んでいる。旧東海道沿線に位置し、周辺には水口城跡・旧武家屋敷跡が残る立地であることから歴史背景を考慮した意匠を予定。県産材（びわ湖材）を優先して使用し、可能な限り木造化・木質化を図っていく考えだ。
提供：滋賀産業新聞
