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　富山県建設専門工事業団体協議会（会長・夏見久志県左官事業協同組合理事長）は２５日、構成８団体が合同で作成したＰＲ用動画の完成披露会を、富山県市町村会館で開いた。
　業界では若手入職者不足が喫緊の課題であることから、専門工事業への理解を深めてもらおうと、「工事現場は冒険の世界」と題した３分１５秒の動画を約８０万円かけて作成。夏見会長は動画作成までの経緯を説明した上で「８団体が力を合わせ、なんとか人材確保、育成につなげたい。動画を見て少しでも『この業界で働きたい』と思ってくれる人が増えれば」と期待を寄せた。協議会では高校での出前講座で上映するほか、ユーチューブにもアップする予定だ。
　完成披露会に同席した県土木部建設技術企画課の畠山昌平主幹は「何よりも『きっかけ』が難しいが、この動画は完成度も高く、若者が専門工事業に関心を持つところが随所にある」と評価していた。
　構成団体は県左官事業協同組合、県鉄筋工事業協会、県シーリング工事業協同組合、県インテリア事業協同組合、日本型枠工事業協会富山県支部、県コンクリート圧送事業協同組合、県鉄鋼工業協同組合、県建設室内工事業協会。