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県東部農林事務所は、総額７億円余りの工事を今夏までに発注する見通し明らかにした。農業用管水路の更新や更生工事などが中心になっており、同事務所地域整備課では６月からの発注に向けて準備を進めている。
　発注を予定している工事は、昨年度後半に認められた国の補正予算に今年度予算をプラスして発注することにしており、今のところ総額で７億円程度の規模になる見通し。管水路の整備は、継続して整備を進める湖山砂丘地区と新しく工事に入る大井手古海地区や古海第１地区取水管更生などが中心になる。湖山砂丘地区は、延べ１７００�bの管路工事に１億７０００万円を見込んでいるほか、地上権設定のための用地測量も予定しており、７月から発注する。
　今年度からの工事を計画している大井手古海地区は、管路の更生を計画。最初の工事（約３００�b）に１億円以上を投入。７月ごろには発注する考え。また、古海第１地区は、千代川を起点とした取水管を対象にした更生工事を１億円規模で今夏にも発注する。このほか、古海第２地区の基幹水利施設はマンホール（管理孔）の設置工事。県営ほ場整備は、八頭町の船岡地区（大江２工区）と鳥取市青谷町の山根地区（４工区）を６月ごろにも発注する。

日刊建設工業新聞