徳島県は日和佐小野線「恵比須浜トンネル新設事業」の本年度内着手を目指す。2025年度までの4カ年で、道路橋梁費で事業費22億円を投入し施工する予定。今後、地元協議などを経て、発注準備を進める。
NATM工法で施工するトンネル延長は367b。車道2車線、幅員7b。美波町北河内〜恵比須浜にかけて新設する延長1・7`、幅員7bの恵比須浜バイパスの主要構造物。大規模災害時に県南部地域の緊急輸送路として使うことも想定している。
契約方式(発注方式)は一般競争。事業費22億円の年度別内訳は、22年度が3億円、23年度が6億円、24年度が8億円、25年度が5億円。
トンネル工事の前後に実施する水文調査はニタコンサルタント(徳島市)が担当している。両側坑口部分各40bとアンカー付き場所打ち法枠の詳細設計、トンネル設計はいずれもエコー建設コンサルタント(徳島市)が担当した。
提供:建通新聞社