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　黒部市と北陸地方整備局が整備を進めてきた道の駅「ＫＯＫＯくろべ」が２２日オープンし、地域住民や道路利用者ら大勢が訪れ、にぎわった。
　オープンに先立ち、現地で行われた開駅式には約９０人が出席。はじめに大野久芳市長が「市内外から道の駅『ＫＯＫＯくろべ』を目的地として、あるいは休憩場としてお越しいただき、観光スポットへの誘導とともに、地域産品の認知度向上や交流人口の拡大につなげ、さらなる地域活性化を図りたい」と式辞。岡村次郎北陸地方整備局長のあいさつに続き、来賓の新田八朗知事、上田英俊衆院議員、野上浩太郎参院議員、堂故茂参院議員が祝辞を述べた。関係者によるテープカット、くす玉開披も行われ、オープンを盛大に祝った。
　「ＫＯＫＯくろべ」は国道８号沿いの堀切９２５番地１に位置する。敷地面積が２万１８９１平方メートルで、駐車場２２４台、トイレ４５器、情報提供・休憩施設、観光案内所、ベビーコーナー、防災倉庫、貯水槽、公衆電話、公衆無線ＬＡＮ、地域振興施設、非常用発電機、園地、ＥＶ充電器などを設置。地域振興施設には地元農林水産物を販売する「瑞彩（みずいろ）マルシェ」や地元食材を使った飲食を提供するフードコート、キッズフロアを備える。総事業費は約３３億円。