勝山建設業会(斎藤清一郎会長)は22日、通常総会を勝山市滝波町のJA福井県勝山中支店で開催した。2021年度事業報告・収支決算および22年度事業計画案・収支予算案を審議し、いずれも了承した。
冒頭、斎藤会長が「少ない発注の中で生き残るには、利益率を上げるしかない。昨年度は農林関係の受注環境改善などの要望に取り組んだ。今後も積極的な要望活動などを行い、会員のみなさんが業会に入って良かったと思えるよう努めていきたい」とあいさつ。
22年度の事業計画では(1)会員相互の道着の高揚と連携強化▽協調と団結を礎とした組織の強化と活性化(2)公共事業の増額確保のための積極的な活動▽国、県、市に対する積極的な要望(会員への受注機会の確保・拡大、地元業者の優遇策と育成、入札参加条件等の緩和)▽災害個所調査の実施(3)労働災害防止と労務福祉対策の実施▽雇用環境の整備・改善▽工事現場の災害安全パトロール(4)経営基盤の強化と環境変化への対応▽新入札制度への対応▽適正価格での受注の確保▽少子・高齢化に対応した現場技術者の確保と育成▽各種研修事業の実施―などを打ち出した。