京阪電鉄不動産(大阪市中央区)とセキスイハイム東海(静岡県浜松市)は、千種区内山の新今池ビル跡地に、タワーマンションの建設を計画していることがわかった。10月下旬に着工し、2026年2月下旬の完成を目指す。
両社が展開する高級マンションブランド「ザ・ファインタワー」としての開発を検討。現時点での建物の名称は、「名古屋市千種区内山3丁目PRJ(仮称)」。部屋タイプは非公表としたが、単身者からファミリーまで幅広い層をターゲットとするようだ。
規模は鉄筋コンクリート一部鉄骨造29階建て延べ1万9232平方b、高さ97b。敷地面積1688平方bのうち、993平方bを建築面積に充てる。戸数は186戸。駐車場は128台分を設ける計画で、一部はタワー式となる見通し。
建設地は名古屋市千種区内山3ノ3306。同地に建っていた新今池ビルは地下鉄今池駅とつながっており、建設するタワーマンションも同駅と接続することが予想される。
設計は浅井謙建築研究所(大阪市北区)、施工は鍜治田工務店名古屋支店(名古屋市中区)が担当する。
提供:建通新聞社