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建通新聞社
2022/04/21

【大阪】大阪広域環境施設組合 鶴見工場建替・運転委託事業の一般競争入札を公告

 大阪広域環境施設組合(大阪市・八尾市・松原市・守口市)は、鶴見工場建替・運転委託事業の総合評価落札方式一般競争入札を公告した。新ごみ焼却施設の設計・建設、運転管理を民間事業者に一括して長期的に委託する公設運転委託方式を採用。対象は設計企業と建設企業、運転管理企業を含む複数の企業で構成するグループ。参加資格審査書類を6月3〜17日、提案書と入札書を9月16〜30日に受け付け、ヒアリング審査を経て、11月中旬に開札、同月下旬に落札者を決める予定だ。予定価格は498億0662万円(設計・建設に443億2022万円、運転管理に54億8640万円)。
 参加資格要件には、建設企業の建築P点が1100点以上、プラント設備工事の設計企業は1炉当たり1日100d以上が2炉以上の施設の実績があることなどを求める。
 新工場のごみ処理能力は1日当たり620d(同310d×2炉)。ストーカ式。敷地面積は現工場(大阪市鶴見区焼野2ノ11)内の約2万4000平方b。
 工事範囲は▽プラント設備工事(受入供給設備、燃焼設備、燃焼ガス冷却設備、排ガス処理設備、余熱利用設備、排水処理設備、給水設備、電気設備など)▽土木・建築工事(建築、土木、外構、建築機械設備、建築電気設備)▽解体撤去工事▽土壌汚染対策工事―となる。
 事業期間は2023年2月から49年3月31日までの予定。このうち、試運転期間を含む設計・建設期間は29年3月31日まで、運転期間は29年4月1日から49年3月31日までの20年間。
 同工場の建替事業者選定支援は中日本建設コンサルタント大阪事務所(大阪市中央区)が担当。

提供:建通新聞社