富山市は26日、呉羽町地内「富山市民芸術創造センター耐震診断業務委託」を開札する。
対象規模はS造およびRC造平屋一部2階建て延べ9746・70平方メートルのうち、1995年に開館した旧耐震基準部分(既存棟)の8212平方メートル。予定価格は717万5000円。委託期間は10月31日まで。
同センターは30年開業の紡績工場を改修し、95年に開館。主要構造部は建設から90年以上経過し劣化が進んでいる。2016年度から指定避難所に位置づけており、大小47の練習室があることから、コロナ禍でも避難所として活用できる貴重な施設となっている。このため、安全・安心に利用してもらうとともに、災害時の避難拠点としての役割を果たすため、耐震診断を実施。結果によって耐震改修を検討する。