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　千葉市は18日、「千葉マリンスタジアムのあり方検討基礎調査業務委託」の公募型プロポーザルを公告した。委託限度額は２９４０万３０００円。委託期間は、契約締結日の翌日から２０２３年３月20日まで。老朽化が進む千葉マリンスタジアムについて、「新スタジアムの建設」または「現スタジアムの改修」の方向性を明らかにするための基礎資料を作成する。また、施設の多目的化・複合施設化、事業の採算性、官民連携手法などについて、調査・検討を行う。
　千葉マリンスタジアムは、美浜区美浜１の敷地面積８万１２０５・75�uに所在。建物はＳＲＣ造５階建て、延べ床面積４万６７１０・84�u、１９９０年２月22日の建築。収容人数は３万１１８人。
　業務内容は▽業務計画書の作成▽現スタジアムの課題等の整理▽新スタジアムの候補地抽出▽大型スポーツ施設の改修等について先行的事例の把握・考察▽スタジアム機能のコンセプト整理▽概算事業費の試算▽官民連携手法および資金調達の検討▽事業スケジュールの検討▽スタジアムの経済的・社会的効果に関する検討▽施設関係者・地元企
業等との合意形成を目的とした意見交換の運営支援▽大規模スポーツ施設の建設等についてノウハウを持つ民間事業者等に対するヒアリング▽新スタジアムを建設した場合の現スタジアム跡地利用および概算事業費等の概略検討――など。
　プロポーザルの参加資格は、２０１２〜21年度の間に、国内のプロスポーツ興行での利用を想定したスタジアム・アリーナ等において、まちづくりと一体となった施設整備に係る基本構想・基本計画の策定および官民連携手法の検討に関する業務を完了した実績を２件以上有する単体企業であることなど。業務の実施に際しては、協力会社の配置も可能とする。
　今後は、企画提案参加申し込みに関する質問を21日まで受け付け、25日に回答。26日まで企画提案参加申し込み書の提出を求める。企画提案書に関する質問を５月９日まで受け付け、11日に回答。21日に企画提案書の提出を締め切り、24日に書類審査の結果を通知する。26日にはプレゼンテーションを行い、30日に優先交渉者を決定し、通知書を発送。６月中旬に委託契約内容に関する打ち合わせを行い、同月中旬に契約を締結する。