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　福島市は19日、新学校給食センター整備運営事業者選定の公募型プロポーザルを公示した。参加資格審査書類は6月15日まで受け付け、通過者は8月5日までに提案審査書類を提出する。9月上旬にプレゼンテーションを含むヒアリングを行い、同下旬に優先交渉者を決定する。10月下旬に基本協定締結、12月中旬に事業契約締結を予定している。概算事業費は102億7287万8000円。
　ＢＴＯ方式による事業で、市所有の土地に事業者が施設の設計・建設を行い、竣工後、市に施設等の所有権を移転し維持管理・運営業務を実施する。
　応募者は事業実施に必要な能力を備えた構成員（設計、監理、建設、維持管理、運営、その他）のグループとし、設計・監理業務の要件は、市内に本店所在の業務委託有資格者名簿「建築設計」搭載の一級建築士事務所。2010年4月以降に竣工した国、地方公共団体発注の施設実施設計業務（延床面積3000�u以上）の元請履行実績を求めるほか、HACCP認証取得施設、ISO22000認証取得施設、地方公共団体が行う自主衛生管理評価事業等によりHACCPと同等の自主衛生管理を行っていると認められた施設、ドライシステム学校給食施設のいずれかの設計実績を求める。
　建設業務は、市内に本店所在の工事請負有資格者名簿「建築工事」登録者で、建築工事の資格総合点数1000点以上。2010年4月以降に竣工した国、地方公共団体発注の公共施設（延床面積3000�u以上）を代表企業として履行した実績を求める。
　維持管理業務は小規模修繕契約希望者登録名簿登載者、その他業務は今年度市競争入札参加資格者名簿登載が要件。運営業務には今年度市競争入札参加資格者名簿登載のほか、ドライシステムの学校給食施設（5000食／日以上）の運営業務実績も求める。
　事業スケジュールは設計・建設期間23年1月〜25年1月、施設所有権移転25年1月末、開業準備期間25年2〜3月、維持管理・運営期間25年4月〜40年3月を予定している。