全国情報ネットワーク：各地域で信頼される専門紙33紙で構成

　平塚市は、相模小学校跡地の売却や貸し付けといった本格的な資産の活用に向け、民間事業者から土地・建物について市場性の有無や課題などを広く聞く「サウンディング型市場調査」を実施する。６月末まで参加申し込みを受け付け、７月下旬までに個別に対話を行う。８月に結果をまとめる。市は行政目的での活用予定が無いことから、民間事業者への売却・貸し付けを検討している。
　サウンディングの項目は▽事業手法▽既存建物活用の可能性▽利活用目的▽事業実施に当たり、行政に期待する支援や配慮▽その他（購入条件など）―の５項目。
　旧相模小学校の所在地は、田村６ノ９ノ１（住居表示）。敷地面積は１万４７８７平方�b。用途地域は第１種住居地域で、建ぺい率60％、容積率は２００％。第２種高度地区（15�b）に指定されている。既存建物は、３棟の校舎棟と屋内運動場があり、規模は鉄筋コンクリート造２〜４階建て、総延べ床面積は６３７８平方�b。この他、プールや遊具などが残存している。１９６７〜84年に建設した。
　施設を今年３月まで使用していたが、新校舎がツインシティ大神土地区画整理事業地内に移転したため、跡地の利活用を検討する。
　問い合わせ先は市資産経営課。　提供：建通新聞社