新潟市は18日、亀田清掃センターの建替えに向けて「新焼却施設整備に係るPFI等導入可能性調査及び事業者選定アドバイザリー業務委託」を、公募型プロポーザルで公告した。参加表明書は5月9日、技術提案書は19日まで環境部循環社会推進課整備グループで受付。選定委員会(事業者ヒアリング)は5月25日に行われ、翌26日に選定結果が通知される。
資格は市競争入札参加資格者名簿(建設コンサルタント)に登録され、市内に本支店、営業所等など。また、2012年度以降に完了した業務で、発電設備を有する一般廃棄物焼却施設に係るPFI等導入可能性調査、および施設規模100トン/日以上かつ発電設備を有する一般廃棄物焼却施設のPFIまたはDBO方式による整備に係る事業者選定アドバイザリー業務について元請実績を求める。履行期間は25年3月28日まで。提案上限価格に4920万3000円(消費税および地方消費税を含む)を設定。
建設予定地は既存施設隣接地(江南区亀田1835−1)。現在は施設付属の運動公園として利用しており、敷地面積が約2・9ヘクタール。処理方式は全国7割以上の施設で採用され、事業者選定の競争性確保が期待できるストーカ式焼却を採用する。災害分等を含む処理能力は459トン/日(153トン/日×3炉)、発電能力1万2000kW(7万MWh/年)を想定する。23−24年度に発注準備および新焼却施設建設工事の事業者を選定する予定。設計・建設期間は25―28年度、運営期間は施設竣工から20年間をそれぞれ予定する。
基本計画等策定および環境影響評価はエイト日本技術開発、土壌調査は村尾技建が担当。