新潟県土木部監理課は14日、津南町大字芦ヶ崎地内「一般国道117号灰雨改良(仮称)灰雨トンネル(その2)工事」について、17億8400万円で加賀田組・丸運建設・高橋工務所JVに落札した、と発表した。
5日に総合評価落札方式(技術評価型)の制限付き一般競争入札で開札し、14日付の決定。同JVは応札5JV中、3番札だったが技術点で逆転。最高評価値は135・913。
工事概要はL=1180メートルのうち、トンネル部L=818メートル、その2工事ではL=417・0メートル、W=7・0(10・0)メートル、トンネル工L=417・0メートル、坑門工一式、仮設備工一式。施工計画書(標準書)については「覆工・インバートコンクリートの品質向上に係る施工・管理方法」、「労務者の坑内作業環境に配慮した施工方法」の2項目を求めていた。6月県議会で工事請負承認を諮り、工期は2025年3月15日まで。その1工事は本間組・中元組・上村建設工業JV(工期=24年3月15日まで)、設計はエヌシーイー(新潟市中央区美咲町)が担当した。
長野県と新潟県を結ぶ広域ネットワークの強化、十日町病院へのアクセス性の向上、スクールバスを含む通行車両の安全確保などを目的とし、円滑な交通の支障となる線形不良、幅員狭小区間を解消するバイパスを整備するもの。