国土交通省岐阜国道事務所は、2022年度当初の事業概要を明らかにした。東海環状自動車道、一般改築7カ所、交通安全事業7カ所、電線共同溝事業5カ所、道路災害復旧事業1カ所の事業を計画している。
維持修繕等を除く事業費は前年度当初比2%増の309億1400万円。事業ごとの予算を見ると、高規格幹線道路の国道475号東海環状自動車道に267億4000万円、一般改築に31億8600万円、交通安全に6億0300万円、電線共同溝に3億8500万円を盛り込んだ。
各事業の内訳は、東海環状自動車道関係が土岐〜関間に1000万円、関〜養老間に132億1600万円、養老〜北勢間に135億1400万円を投入する。
一般改築では、国道21号岐大バイパス(BP)の岐阜市〜大垣市間に調査設計費で10億円、関ケ原BPの垂井町〜関ケ原町間に調査設計で1000万円を付けた。
国道41号美濃加茂BPの美濃加茂市〜川辺町間に調査設計で1000万円、飛水峡街道(上麻生防災)の七宗町〜白川町間に調査設計や改良工事などで7億1200万円。 国道156号岐阜東BPの岐南町〜関市間に調査設計や改良・橋梁下部工事などで12億4400万円を充てる。
郡上大橋架け替えでは調査設計や用地買収に2億円。
国道258号大桑道路の大垣市〜海津市間には調査設計費で1000万円を付けた。
交通安全の分野では、国道21号関連が各務原地区交差点改良の調査設計や用地買収に6800万円、杁之宮交差点改良の調査設計や工事などに6800万円、大垣河間地区交差点改良の調査設計や工事に1億7700万円。
国道156号関連は大島歩道整備の調査設計に6000万円、為真歩道整備の用地買収や工事に1億4000万円、須原交差点改良の調査設計や工事に800万円を充てる。
電線共同溝は、国道258号大垣に3億6500万円の他、国道21号穂積・大垣電楽・大垣中川と国道258号大垣横曽根に各500万円を付けた。
この他、事業費は明らかになっていないが川島大橋災害復旧で調査設計や橋梁撤去工、仮設工を進める。
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建通新聞社