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　横芝光町は15日、「横芝光ＩＣ周辺産業用地整備基本計画策定業務委託」の公募型プロポーザルを公告した。提案上限額は２７５０万円。銚子連絡道路横芝光インターチェンジ（ＩＣ）周辺約41・２haを対象とし、バスターミナル、都市交流施設の整備、民間企業の誘致など複合的な土地利用を検討。まちづくりの方向性、施設内容などを盛り込んだ基本計画の策定を目指す。委託期間は、契約締結日の翌日から２０２３年３月20日まで。また、計画策定の基礎資料となる横芝光ＩＣ周辺の地形図作成業務は、アジア航測が21年12月20日までの納期で担当した。
　業務内容は▽課題、法規制、需要の整理・更新▽開発事業者等を対象としたサウンディング調査（３社以上）▽まちづくりのコンセプトおよび地区の将来像の設定▽課題解決に向けたまちづくりの基本方針の設定▽具体的取り組み内容の検討▽土地利用計画の検討▽施設計画概略、緑地内植栽計画、造成計画の策定▽交差点の位置を含めた道路計画の検討▽雨水排水計画、汚水排水計画、給水計画の策定および計画平面図の作成▽公園施設配置計画の策定および配置平面図・断面図の作成▽事業手法の整理・検討▽概算事業費の算出▽事業スケジュールの検討▽地権者勉強会の議事録作成など支援▽打ち合わせ協議（５回程度）、関係機関協議（２回程度）――など。
　プロポーザルの参加資格は、町の建設工事等入札参加資格者名簿の「測量・コンサルタント部門」に「土木：都市計画及び地方計画」および「土木：下水道」で登録され、建設コンサルタント登録規程の「都市計画及び地方計画部門」「下水道部門」の認定を受け、県内に本店もしくは東京都、神奈川県、埼玉県、茨城県に本店があり、県内に契約委任している支店・営業所を有していること。地方公共団体が、12年以降に発注した産業用地、工業団地整備、土地区画整理事業等の基本計画・基本設計・実施設計の履行実績を求めている。また、技術士法に基づく建設部門もしくは総合技術管理部門の「都市および地方計画」として登録されている技術士を管理技術者および担当技術者、さらに「上下水道部門―下水道」の資格を有する技術士を２人目の担当技術者として配置できることなどが条件。
　プロポーザルにおいては、19日まで質疑を受け付け、22日に回答。26日まで参加表明書類の提出を求め、27日に参加資格および客観評価の審査を行う。５月11日まで技術提案書に係る質疑を受け付け、13日に回答。17日まで技術提案書の提出を求め、24日のプレゼンテーション・ヒアリングを経て、25日に受注候補者・次点受注候補者の結果を通知。31日の契約締結を予定している。
　なお、12日には、横芝光ＩＣバス停留所整備工事の事後審査型一般競争入札を公告した。27日〜５月６日に入札を執行し、同日の開札。工期は８月26日までとなっている。