建通新聞社(神奈川)
2022/04/15
【神奈川】横浜市 3月末の入札契約手続き運用状況
横浜市財政局は、2021年度末(22年3月末)現在の入札契約手続き運用状況速報値を明らかにした。それによると全体の平均落札率は91・2%で、20年度末(21年3月末)と同じ。工種別で最も落札率が高かったのは「建築」の93・6%(対前年3月末比マイナス0・1%)で「電気」が93・4%(同マイナス0・1%)と続く。最も低いのは「舗装」の89・7%(同プラス0・1%)だった。
低入札価格調査制度対象案件は114件で、このうち6・1%に当たる7件が低入札。21年3月末の18件(12・9%)から改善した。
入札参加者数の平均は10・3者で、前年3月末の9・6者より増加した。平均参加者数が最も多いのは「上水道」の18・0者で「舗装」の12・9者が続く。
入札方式別の平均落札率を見ると、WTO対象案件5件の平均は88・2%。一般競争入札のうち総合評価落札方式は109件で91・4%、最低制限価格対象は2157件で91・2%、指名競争入札は3件で95・6%だった。
WTO対象を除いた一般競争入札の落札状況を工種別・ランク別に見る。
平均落札率が最も高いのは「建築A」で95・2%。次が「電気A」94・2%、「管A」93・9%とAランクが続く。
最も低いのは「土木C」と「舗装C」が同じ89・3%で「舗装A」が89・7%だった。 提供:建通新聞社