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建設経済新聞社
2022/04/15

【京都】木津東土地区画整理事業 5者と事業化検討P契約

 木津東地区土地区画整理準備組合は、このほど募集した事業化検討パートナーを選定した。
 椛蝸ム組、渇恆コ組、西松建設梶A鞄本エスコン、潟tジタ西日本開発事業部の5者と契約。業務代行方式による組合施行の土地区画整理事業を目指すため、土地利用計画(案)や事業フレームの検討等、民間事業者の助言および将来、業務代行者として事業を完遂できるかどうかの判断を行う。
 年内にパートナーから業務代行予定者を募集する方針で、業務代行予定者が決まれば、事業着手に向けた行政機関との協議・事業計画や換地フレームの策定・事業提案による想定事業費・減歩率算定などを詳細に計画し、本組合の設立の認可に向けて動き出す。本組合が設立されると「業務代行予定者」が「業務代行者」となり、本格的な事業化に向けた造成工事等に着手する。
 今後のスケジュールは、令和6年1月頃に組合設立の認可申請、事業計画等の審査を経て同3月の認可、同4月の組合設立を目指す。令和11年の事業完了を予定する。
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 開発対象の学研木津東地区は、木津川市梅谷の約55・4fの市街化区域。都市基盤整備が進み、令和2年3月に「木津東バイパス」と「東中央線の木津川架橋」が同時に開通した。今後、都市計画道路「城陽井手木津川線」が木津川市から新名神高速道路へ直結し、新たな広域幹線となるなど交通アクセスが飛躍的に向上するエリア。
 まちづくり基本構想によると、既存の奈良加茂線に加え都市計画道路木津東西線を整備。土地利用では公園・緑地を整備するほか、文化学術研究ゾーン、センターゾーン、住宅ゾーンとして民間開発事業者の意欲を引き出しながら施設用地・住宅地として、良好な環境を創出する。