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鹿児島建設新聞
2022/04/14

【鹿児島】薩摩川内市 下甑支所仮庁舎公募型プロポ/設計施工等を 一括発注

 薩摩川内市は13日、下甑支所仮庁舎整備の事業者選定を公募型プロポーザル方式で実施する要領を公告した。施設整備に係る設計・施工および法定点検業務を一括発注。建物規模は260u程度、参加表明は28日まで。2022年度に整備を行い、23年度から10年間利用する。施設の集約化等はこの期間を利用して検討する。
 現庁舎は、本館棟、別館棟、教育棟に分かれている。特に、本館は1966年に建築され築後55年以上が経過。2017年度に実施した劣化度調査で寿命は5年と推定され、早急な整備が求められたことから仮庁舎を整備する運びとなった。
 建設場所は、現支所の後ろ側の敷地(面積1619.32u)。施設構成は執務室兼待合室(約127u)や会議室(約17u)、図書室(約40u)、宿直室(約14u)−など。教育棟は会議室として利用する。
 参加資格は過去10年間にPPP/PFI事業による代表企業実績が3件以上、官公庁で500u以上の行政施設の設計および建設工事実績などを求めている。
 今後のスケジュールは技術提案書を5月16日から31日まで受け付け、プレゼンテーション(審査)は6月7日、結果通知は同16日、契約締結は同21日を予定している。
 実施設計は同22日から10月21日、建設は11月1日から23年3月20日を見込み、23年度から10年間、設備等の法定業務を選定業者が担当。また、10年間の事業費総額は1億4546万4000円(税込み)を上限としている。
 将来構想にある集会室や公民館等の複合化施設は32年度までの仮庁舎の使用期間を使い、具体的な検討を進める。


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